今回は暗号資産(仮想通貨)の中枢であるブロックチェーンについてお話ししていきます。ブロックチェーンは5G時代の4つの神器の一つと言われているので、言葉自体は聞いたことがあると思います。ただネットで調べても説明している内容が初めての言葉の連続なのでなかなか頭に入りにくいですよね。
ここではわたしが調べた中で分かりやすかった内容をもとに簡単に説明していきます。
ブロックチェーンとは
改ざん不可能で特定のグループで共有できる(資産や取引情報などの)デジタルデータの管理システム
のことです。
今日Gaudiyという企業がブロックチェーンを活用して『約束のネバーランド』のコミュニティーサービスの提供を開始したというニュースを見ました。そしてすでにゲームや銀行などでこのブロックチェーンは利用されいます。来年には芸人さんが「ブロックチェーンかよ!」と当たり前のようにツッコミしてるかもしれません。わたしはすでにツッコミで使う準備はできています(笑)
近い将来、世界の誰もが知る言葉になるんじゃないかなと思います。もう少し詳しく知りたい方のためにまとめてみました。
ブロックチェーンについて
何がすごいの?
今まで会社や団体で紙で保管していた資産や取引情報をデジタルデータで保管できること。
改ざんが不可能だからできることですよね。
それから自律分散型なので中心となる会社や人がいないこと。
つまり誰かのデータが消えてもみんなが同じ記録を持ってるので、データが完全に消えることがないということです。会社で管理しているデータはその会社のデータがハッキングされたりして消えると、全部のデータが消えてしまいますよね。
ブロックチェーンの仕組み
ブロックチェーンでは取引される情報のことをトランザクションと言います。このトランザクションをブロックという形式でまとめて記録します。
そして定期的に次の新しいブロックが生成され続けていきます。
生成されたブロックに1つ前のブロックとの関連性を埋め込みます。そのブロック同士を鎖(チェーン)状につなげていくのでブロックチェーンと呼ばれています。
データの一部を改ざんすると、チェーンに不整合が起こりすぐ分かるそうです。
つまり、改ざんができない構造なのです。
ブロックチェーンでできること
資産と取引情報の管理を特定のグループで共有できるので、以下のことが可能です。
・国内の規模でいえば複数の銀行で資産。
・薬や本はもちろん、不動産や金、絵画などの高価なもの。
・世界共通の硬貨。つまり暗号資産。
これらを関連する個人や会社のグループでネット上で管理することができます。
暗号資産での実績
ビットコインの運用が開始されたのは2009年。サトシ・ナカモトを名乗る人物によって2008年に投稿された論文を元に作られました。
ちなみに正体は不明らしいです。こんなすごい論文を書いて名乗らないなんて未来から来たんじゃないかなと勝手に思ってます(笑)それか悪用されることを恐れたのかもしれません・・・。
ビットコインは運用が開始されて以来、一度もデータの改ざんやシステム全体のダウンが発生していないんです。ニュースで見たよって思った方いますよね?それはビットコインを取り扱っている取引所がハッキングされただけで、ブロックチェーンは今まで一度もハッキングされたことはありません。
つまり10年以上の実績があり、10年以上たった現在でも5G時代の4つの神器の一つと言われているくらいすごい技術なんです。
最後に・・・
インターネットが情報の革命ならば、ブロックチェーンは価値(または取引)の革命という方もいます。
時代に合わせて生きていくことってすごく大事なことだと思うので、わたしの説明で分かりにくいと感じた方やもっと詳しく知りたいと感じた方は他の記事や本を見て内容をある程度知っておいて損はないと思います。
ブロックチェーン・・・これからが楽しみな技術ですね!
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