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サヤ取り〜ローリスク株式投資〜

国内株式

 今回は私の株式投資の基本であるサヤ取りについてです。

 株式投資をしている多くの人が、安いと思う株を買って、上がったら売ってその差額で利益を生む方法を取ってます。この方法だと知識や経験がすごく重要になってくるので、私たちのような初心者がすると損をすることが多いです。なぜなら株は急な暴落などが起こるからです。

 私がはじめたばかりの頃は、米中貿易戦争で株価が暴落しました。そして最近ではコロナの影響で前回以上に暴落しました。正直、米中貿易戦争での暴落のときは焦り、やめておけばよかったと後悔しましたが、今回のコロナでの暴落のときは増やすチャンスがきたと逆にワクワクしました。なぜなら、暴落したときが一番株価が動きやすいからです。

 このサヤ取りという方法は株価が上下に大きく動くときこそ利益があがります。簡単に説明していきます。

 まずサヤ取りとは異なる2つの株を用意して、それぞれに基準となる株価を設定し、基準より高い株を売って安い株買うことでその差額(サヤ)で利益を生む方法です。世界三大利殖の1つと言われています。言葉ではわかりにくいと思うので私なりに例題で解説していきます。分かりにくい場合はネットで調べると出てくるので、そちらを参考にしてみてください。

【例】 銘柄A 購入時の株価 600円 (基準株価設定 600円)

    銘柄B 購入時の株価 1500円 (基準株価設定 1200円)

    現金 250000円

    時価総額 250000円

 銘柄Aと銘柄Bの基準株価設定の割合が1:2なので、入れ替えの株数の比率も1:2で考えます。

 現在の株価を基準株価で割って、どちらが割高か割安かを判断します。割合が高い方が割高で、低い方が割安です。

    銘柄A 600÷ 600=1 (100%)

    銘柄B 1500÷1200=1.25 (125%)

 銘柄Aの株が基準株価に比べて割安なので銘柄Aを400株購入します。

    銘柄A 600円× 400株=240000円

    現金 250000円-240000円= 10000円

    時価総額 250000円

 そして暴落すると、

    銘柄A 暴落時の株価 500円

    銘柄B 暴落時の株価 800円

 暴落時の株価のどちらが割高か割安かを調べてみます。

    銘柄A 500÷ 600=0.833(83%)

    銘柄B 800÷1200=0.75 (75%)

 銘柄Bの株の方が割安なので銘柄Aを売って銘柄Bを買います。

    銘柄A 500円× 400株=200000円

    銘柄B 800円× 200株=160000円

    現金 10000円+40000円= 50000円

    時価総額 210000円

 暴落してしばらくたつと株価が購入時の価格に戻りました。

    銘柄A 現在の株価 600円

    銘柄B 現在の株価 1500円 

 銘柄Aの株の方が割安になったので、銘柄Bを売って銘柄Aを買います。

    銘柄A 600円× 400株=240000円

    銘柄B 1500円× 200株=300000円

    現金 50000円+60000円=110000円

    時価総額 350000円

 この例題は銘柄Aが暴落時にあまり下がらず、銘柄Bが大暴落したときのサヤ取りなので、大きな利益(10万円の利益)が出ています。実際には2つの銘柄を選んだ場合には並行して上がったり下がったりすることもあるので、銘柄選びが非常に重要になってきます。

 私の場合は師匠が厳選してくれた約20銘柄でサヤ取りしてます。師匠が独自に設定している基準株価も教えてもらいました。サヤ取りは銘柄が多ければ多いほど、割高や割安になる株が増え、入れ替えのタイミングが多くなり利益が出やすくなります。

 今から株をはじめる方や少し経験のある方は、サヤ取りを実践して利益を出している人を探して、教わりながら実践していくことをお勧めします。一番おすすめは私の師匠のです(笑)

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